富里市の農畜産物
春 夏 秋 冬 が旬! にんじん
栽培の歴史
日本において現在まで栽培されてきたニンジンの品種は、原産地とされるアフガニスタンから中国を経て導入された東洋系にんじんとヨーロッパを経て導入された欧州系にんじんである。欧州系に由来する品種にはカロチンが多く含まれ、東洋系とくに金時にはリコピンが多く含まれている。
かつてのにんじんは長にんじんが主体で年一作の栽培であった。短形にんじんは春播き、夏播きと播種時期が幅広いため、当地の畑作経営のいとり入れ易い対象作物となった。一方、主力のすいか栽培はビニールトンネルの普及により栽培が早まり、夏播きにんじんの栽培が可能となった。
特に50年代に入るとにんじんの需要が高まり、比較的安定した価格で販売されたことなどから、だいこん・はくさいに代わって秋冬作野菜の王者となった。現在富里・八街を中心に1,000haを越える作付があり、全国有数の産地を形成している。
ニンジンはビタミンAとβ-カロチンを多く含む。ビタミンB1、B2、C、ミネラル、食物繊維にも富み、健康野菜として揺るぎない地位を確保している。
出荷時期(秋冬にんじん):11月上旬~3月下旬
産地の変遷(印旛地区:参考)
- 千葉県野菜園芸発達史
- 農業技術大系(農文協)
にんじんの旬: 春
夏
秋
冬
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